黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
「もお…やだ、スザクったら…」
鼻にかかった甘い声がスザクを呼ぶ。
が。
(な、何やってるんだよ、夢の中の僕と!)
そう、ルルーシュが呼んでいるのは、今ここにいる「自分」ではなく、彼の夢に登場している「自分」だ。
言葉から何をしているのかは大体見当はつく。
セックスしているのだろう、自分と。
こんな可愛い顔をして、甘えて。
今ここにいる「自分」にではなく、夢の中のスザクに?
夢に見るほど、自分を恋しく思ってくれるのは…嬉しい。
だが、どうやらスザクは、あまり心が広くないらしかった。
ルルーシュとこうなるまではあまり感じたことはなかったのだが、どうやら人一倍「独占欲」が強いらしい。
他の人に対して、大抵のことが許せてしまうのは、相手のことを何とも思っていないからだ。
何も期待しないし、何かをしてもらいたいと思うような相手ではないから。
だけど、ルルーシュは違う。
いつだって、自分のことだけ見つめていてほしいし、どんな顔も、自分にだけ見せていてほしい。
怒っていても、拗ねていても、その顔は全部スザクのものだ。
それなのに、ルルーシュときたら、生来意地っ張りなものだから、素直に甘えてくることなんて稀だ。
それこそ、天然記念物級のことだというのに。
別にそれが不満だといっているわけではない。
だけど、夢の中とはいえ、別の男にこんなふうに甘えるなんて。
「…ちょっと許せないよね」
ここのところ、何だか一人でぷりぷりしてたし。
これは、お仕置きものではないだろうか。
いや、決定だ。
鼻にかかった甘い声がスザクを呼ぶ。
が。
(な、何やってるんだよ、夢の中の僕と!)
そう、ルルーシュが呼んでいるのは、今ここにいる「自分」ではなく、彼の夢に登場している「自分」だ。
言葉から何をしているのかは大体見当はつく。
セックスしているのだろう、自分と。
こんな可愛い顔をして、甘えて。
今ここにいる「自分」にではなく、夢の中のスザクに?
夢に見るほど、自分を恋しく思ってくれるのは…嬉しい。
だが、どうやらスザクは、あまり心が広くないらしかった。
ルルーシュとこうなるまではあまり感じたことはなかったのだが、どうやら人一倍「独占欲」が強いらしい。
他の人に対して、大抵のことが許せてしまうのは、相手のことを何とも思っていないからだ。
何も期待しないし、何かをしてもらいたいと思うような相手ではないから。
だけど、ルルーシュは違う。
いつだって、自分のことだけ見つめていてほしいし、どんな顔も、自分にだけ見せていてほしい。
怒っていても、拗ねていても、その顔は全部スザクのものだ。
それなのに、ルルーシュときたら、生来意地っ張りなものだから、素直に甘えてくることなんて稀だ。
それこそ、天然記念物級のことだというのに。
別にそれが不満だといっているわけではない。
だけど、夢の中とはいえ、別の男にこんなふうに甘えるなんて。
「…ちょっと許せないよね」
ここのところ、何だか一人でぷりぷりしてたし。
これは、お仕置きものではないだろうか。
いや、決定だ。
2007
とりあえず少し落ち着こうと、スザクは部屋に戻った。
すると、かすかだが、小さな物音が耳に入った。
かたん、という小さな音。
注意していなければ、聞き逃すほどの音だけれど、軍人として訓練を受けているスザクは、どんな気配にも敏感だった。
音源は…。
「…クローゼット?」
おそるおそるクローゼットを開ける。
すると、そこには。
「…ルルーシュ、なんでこんなところに」
うさぎから人間の姿に戻ったルルーシュが、すやすやと安らかな寝息をたてて身体を小さくして眠っていた。
スザクの衣服にくるまるかのようにして。
それも…なんだかひどくしあわせそうな笑顔を浮かべて。
とてもいい夢を見ているようだ。
「…もう…心臓が止まるかと思ったじゃないか」
昼寝をしちゃいけないなんて言わないけど、せめてベッドでしてほしい。
こんなクロゼットの中なんて…狭いし、快適にも思えないのに。
「…風邪ひくよ」
大きくなる予兆でもあったのか、ルルーシュはスザクのパジャマの上以外は衣服を身に付けていなかった。
それも、ボタンをちゃんとしめていないので、白い胸とそこを飾る赤い苺のような乳首が丸見えだ。
いけないと思いつつ、裾をめくると…どうやら、下着も身に付けていないようだった。
完全な目の毒だ…。
「仕方ない、な…」
ベッドに運んでやろうと痩身を抱え上げた時だった。
桜色の唇が小さくスザクの名前を紡いだ。くすくす笑いながら。
「…や、だ、…スザクってば、くすぐったい…そんなとこ、舐めたら…駄目」
何だって?
聞き捨てならない言葉に、スザクは眉を釣り上げた。
すると、かすかだが、小さな物音が耳に入った。
かたん、という小さな音。
注意していなければ、聞き逃すほどの音だけれど、軍人として訓練を受けているスザクは、どんな気配にも敏感だった。
音源は…。
「…クローゼット?」
おそるおそるクローゼットを開ける。
すると、そこには。
「…ルルーシュ、なんでこんなところに」
うさぎから人間の姿に戻ったルルーシュが、すやすやと安らかな寝息をたてて身体を小さくして眠っていた。
スザクの衣服にくるまるかのようにして。
それも…なんだかひどくしあわせそうな笑顔を浮かべて。
とてもいい夢を見ているようだ。
「…もう…心臓が止まるかと思ったじゃないか」
昼寝をしちゃいけないなんて言わないけど、せめてベッドでしてほしい。
こんなクロゼットの中なんて…狭いし、快適にも思えないのに。
「…風邪ひくよ」
大きくなる予兆でもあったのか、ルルーシュはスザクのパジャマの上以外は衣服を身に付けていなかった。
それも、ボタンをちゃんとしめていないので、白い胸とそこを飾る赤い苺のような乳首が丸見えだ。
いけないと思いつつ、裾をめくると…どうやら、下着も身に付けていないようだった。
完全な目の毒だ…。
「仕方ない、な…」
ベッドに運んでやろうと痩身を抱え上げた時だった。
桜色の唇が小さくスザクの名前を紡いだ。くすくす笑いながら。
「…や、だ、…スザクってば、くすぐったい…そんなとこ、舐めたら…駄目」
何だって?
聞き捨てならない言葉に、スザクは眉を釣り上げた。
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