黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2008
ちょっと短いです。更新することに意義あり…!?
もちろん、スザクだって黙ってはいられない。
「そうだ! どういうことなんだ!?」
ルルーシュと一緒にジノに詰め寄った。
鏡はないが、かなり恐ろしい形相をしていたのではないだろうか。
だが、ジノは少しも臆する様子はなく、むしろ、スザクを指差して「変な顔。これなら、俺の勝ちだな」と笑い出した。
失礼な!
(他人を指差すのはいけないんだって、教わらなかったのか!?)
…と思いつつ、それは人間界の常識なので、もしかしたら、妖精の世界では違うのかもしれない、と思い直す。
とりあえず、言い返そうとしたところで…ルルーシュが「変な顔」というところに、反応を示した。
「失礼な奴だな! スザクが変な顔なら、お前なんてもっと変な顔だっ。こうしてやるっ」
「い、いたたた…」
ジノの頬をぎゅうっとつねる。
痛い、といいながらも、「ルルーシュ様は激しいですね」とちょっと嬉しそうだ。
(…ていうか、「変な顔」っていうとこ、否定してよ)
それでは、スザクの顔が変だと認めているようなものではないか。
少々苦々しく思いつつも、すぐにスザクは、実は、ルルーシュの気がかなり動転しているのだということに気づいた。
その証拠に、身体が小さくなっていないのに、ルルーシュの頭から、ぴょこんとウサギの耳が出てきたからだ。
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