お仕置き ８

まだのろのろと続きます…。
すいません…。眠いので、ちょっと短いです…。

今日のスザクはなんだかすごく意地悪だ。
まるで小さな子供に話しかけるみたいな物言いも腹が立つ。

夢の中でしたことと同じことをしようと言う。
だけど…ここまでしてなかったのに。
そう言っても、全然聞いてくれない。
ルルーシュの頭の中のこと、スザクは分からないくせに…話を聞かなかったらもっと分からないのに。
理解しようとしない、その態度にルルーシュはちょっと傷ついた。

（…もしかして、俺のこと嫌いになった…？）

突然半うさぎになったりするから、面倒くさいとか…？
半うさぎだった時、スザクがエッチしてくれなかったから…拗ねてたのがわがままに思われてしまったとか…。

自分がわがままだという自覚はある。
でも…スザクはそういうところだって可愛いって言ってくれたはずだ。
それなのに、今更、つかんだ手をぽんと離すようなことはしないでほしい。

（…ちゃんとできたら…意地悪されない…？）

スザクが求めることをちゃんと完遂できたら…そうしたら、意地悪もされないし、嫌わないでいてもらえるんだろうか。
それなら。

「…んっ…」

ルルーシュは思い切って、自身の腰をゆるやかに上下に動かし始めた。
ぬちゅ、と音がして、お互いのペニスが擦れる。
石鹸のぬるりとした感触。
時折、滑っては位置がずれてしまい、そこをあわせるのにひどく苦労した。

「…ルル、手伝ってあげようか？」

突然、スザクが口を挟む。

「…何？」
「…手伝ってほしい？　うまく…できないんでしょ？」

しれっとした口調で告げられて、むっとした。

「別に！　うまく出来ないわけないだろ！　こ、これから、なんだから！」

ちょっと失敗したからって、そんなふうに言うことないじゃん！