黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
まだまだ導入部。
「…え…そ、そこも…?」
「うん、ここも」
たじたじしながら訊き返すと、スザクは爽やかに微笑みながら頷く。
夢の中のスザクもエッチなことはいっぱいしたけれど…そこまでは求めてこなかった。
いや、もしかしたら、求められる前に目が覚めたんだっただろうか…?
今となっては、よく思い出せない。
それよりも、目の前で起ころうとしている(というか自分がしなくてはいけない)ことに頭が
くらくらした。
(…そ、そんなとこ擦ったら…)
アレでアレを洗うなんて。
一体どんなことになるんだろう?
だって…あそこは敏感な場所だ。いつもスザクの大きな手に包まれて擦られると、それだけで
身体が蕩けそうになってしまうのに。
手じゃない、別のもので弄られる感触…。
思い出して、ルルーシュはドキドキした。
口でされたことはある。
あれもすごく刺激的な体験だったけれど…。
ルルーシュは頬を染めた。
スザクがつんとルルーシュの頬をつつく。
「…何赤くなってるの、ルル?」
「だ、だって…スザクが…」
スザクが悪いのに。スザクがエッチなことを言って、ドキドキさせるから。
「…オレが何?」
「…んっ…」
囁きとともに耳を噛まれた。
なんだか声の調子も少し違う。
どうしちゃったんだろう、スザク…。
結婚してまだまもなく、性的なことにも疎い(キスだってスザクが初めてなほど)ルルーシュ
には、どう表現していいかすぐに思い浮かばない。
いつもとは違うスザク。
よくわかる人間から見れば、今日のスザクは雄の匂いをぷんぷんさせていたのだった。
「…ルル、早く洗ってよ。いつまでも裸でいたら、風邪ひいちゃうよ?」
「…やあ、…耳、噛む、な…」
耳だけではなかった。
スザクときたら、掌を胸にあててきて、いやらしく動かしている。
固い手の皮に擦られて、乳首がつんと勃ち上がるのが分かった。
平らに伸ばしていた掌は少しずつ形をかえ、薄い胸を揉むように動かしてくる。
少しずつ狭まってきた指の先が、硬くなった乳首を摘み上げた。
「…あ、んっ…」
甘い声がもれる。
思った以上に、声が反響して、ルルーシュは焦った。
バスルームに窓はない。
だが、そう壁が厚いとも思えないアパートのバスルームで、こんな声をあげたりしたら…。
「…スザク、…ね、…するなら、…ベッド、行こう…?」
壁が厚くないのは、部屋の中も同じだが、感覚的にバスルームでセックスする方のが恥ずかしい気が
する。
ルルーシュの中で、ベッドはそういうことをする場所なのだという認識も出来ていた。
それに、こんな場所だと、背中とかも痛そうだし…。
だが、いつもならば、ルルーシュのおねだりに弱いスザクが、今日ばかりは違っていた。
にっこりと微笑みながらも、
「駄目。オレ、今日汗かいて汚れてるし。だから、ちゃんと身体を洗ってからじゃないと。
だから…ちゃんと洗って、ルル?」
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