カルチャーショック10（ルルたんバースデイ）

スザクの苦悩（笑）
行為自体はありませんが…15禁で。
ちょっと短めです。

つぶらな瞳が見つめてくる。スザクは、どうしていいかわからなくなった。

（…こ、言葉の意味を知らないで…この子は何をしようとしてたんだ…？）

はっきり言えば、知らなくてもいいことなのだ。
告げるべき、なんだろうか。

「ねえ、スザク？　何？　…確かに…ブログでも、それしたら男は喜ぶって言われたんだけど…女の子限定なんだって。実は意味がわからなかったんだけど…知らないって思われるのも、ちょっと恥ずかしくて…」

そう言って、えへへと笑う。
スザクは脱力した。
ルルーシュは、むき出しの胸を隠そうともせず、すりすりと身体をすり寄せながら、

「…男が嬉しいんだったら、スザクも嬉しい？　スザクが喜ぶなら、俺もしたい」

期待に目を輝かせて、そんなことを告げた。
手厳しい時もあるけれど、ルルーシュは本当にスザクを大切にしてくれている。
その思いやりに胸は熱くなるが…。

「…本当に、したい…？」
「うん」

知りたがりのルルーシュは、何でも解決しなければ気が済まない。さらに、今回は、「伴侶を喜ばせる」という強い目的があるため、その思いはよけいに強いだろう。

むき出しのまま、ぷるんと揺れる豊かな乳房。
マシュマロのような柔らかさだった。あの乳房にペニスを愛撫されたら、どんなに気持ちいいだろう。
あの白い肌に、射精したら、どんな感じだろう。

スザクとて男だから、その欲望がないとは言わない。
だが。

（…本人は大人だっていうけど…ルルーシュって、やっぱり子供なんだよな…。子供に、そんなこと教えちゃったいいのかな…）

悩む。非常に悩む。