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黒うさぎルルたんの日記

黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。 時々小説形式もあったりします。 禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。 コメント頂けるとすごくうれしいです♪

   2025

0717
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   2007

1116
いちゃいちゃ、な感じ。






恐い、という感覚はあまりなかった。
まず音にびっくりして。気付いた時には、ドレスの前身ごろがやぶられて、白い胸があらわにされていた。
やぶられたのは、前身ごろだけではない。
スカート部分もやぶられてしまった。

「…す、スザクってば、何するんだよっ…。き、着替えがっ…」

ほんの一瞬呆然として、だが、すぐに立ち直り、ルルーシュはきゃんきゃんと文句をいった。
着替えを持たずにきてしまったのに。
どうやってこの部屋から出ればいいのだろう。
だが、ルルーシュの怒りに動じた様子もなく、スザクは耳元で低くささやく。

「でも、こうしないと、君のここ、かわいがってあがられなかった」
「…あっ…」

言葉でけでなく、いたずらをすることも忘れない。
スザクは、ちょんと指で胸の突起をはじいた。
じわりと広がる、甘い痺れ。
すぐに離れようとする指を捕まえて、再び胸に触れさせる。

「なに、ルルーシュ?」

わざと訊いてくる。本当にスザクはこういう時意地が悪い。
唇をつんと尖らせて、ふんと顔を背けると、くすくす笑いながら、スザクは肩先からもドレスをずらし、そこにちゅっと唇を落とした。

「本当にかわいいな、ルルーシュは。あんまりかわいいから、ついいじめちゃうんだよ」
「…かわいいから…?」

それって、おかしくない?
だって、ルルーシュはナナリーやユフィのことかわいくて仕方ないけれど、いじめたいとは思わない。
そう告げると、スザクがこつんと額をあわせた。

「そりゃ、当然でしょ。すきの種類が違うもの」
「…種類?」

ルルーシュは首を傾げる。スザクの大きな手のひらがほおをなでた。

「違うだろう? だって、俺がこんなエッチなことしたいのは、ルルーシュだけだもの。ルルーシュだって、そうだろう?」
「あ、あたりまえだ!」

こんなこと、スザク以外になんて許すはずがない。
意地悪な発言も行為も、スザクでなかったらとっくの昔に殴り倒している。
でも。

「…でも、俺…いじめられるより優しくかわいがられる方がすき」

スザクはすぐにじらす。
ルルーシュにエッチな言葉をたくさんいわせて、ようやく欲しいものをくれたり。
少しくらいならいいけど、あまりにじらされるのはいやだ。
優しくキスされて、頭をなでられて、抱きしめられるほうがいい。
そう訴えると、スザクが「本当に?」と意味深な口調で訊ねた。

「…でも、俺がいじわるなこというと、ルルーシュの可愛いおーーーん、いやらしい涙をいっぱいこぼすのにな」
「…ば、ばかっ」

ぽかぽかと胸をたたく。
よく鍛えられた筋肉質の胸は、少しくらいたたいても、びくともしない。
同じ男なのにーいや、スザクはただの人間だけど、自分は妖精の国の皇子なのにーどうしてこんなに違いがあるんだろう。

「いじわるばかりいってると、…スザクとはもうエッチなことしないんだから!」

一番の脅し文句。
だが、ひそかにどきどきする。
そんなふうにいってはみても、本当はルルーシュはスザクとエッチなことをするのが大好きだからだ。
「じゃあ、いいよ」なんていわれたらどうしよう、と思う時もあるけれど、もはやそれは二人の間の言葉遊びのようなものでもあった。

わざとらしく、「それは困るな」とスザクは眉をひそめる。
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プロフィール
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ルルーシュ@森田望愛
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非公開
自己紹介:
ルルーシュやスザクになりきって、好き勝手書いてます。
個人の妄想による産物なので、その点ご了承下さいね。
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