黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
天然ルルたんです(笑)
「スザクのエッチっ!」
べええと、舌を出し、ルルーシュはスザクの頬をつねった。
あまり痛くない。随分加減しているようだった。
耳元に、唇が寄せられる。
文句を言いながらも、ルルーシュは小さな声で言った。
「…スザクの…お…ち――ん…」
「よく出来ました」
ちゅ、とご褒美のキスを頬に贈ると、ルルーシュは複雑そうな顔をして、
「…これじゃ、痴漢じゃないんじゃない?」と呟いた。
そういえば、ルルーシュは、「痴漢」の何たるかを知っているのだろうか。
インターネットを介しては、いつも余計な知識を仕入れてきているようだけれど…。
「…ルルーシュは、痴漢のこと、よく知ってるの?」
「え? よくっていうか…されたことはないけど…。でも、DVD見た。「痴漢列車 喘ぎの…」
なんとかっていうやつ」
「…それって、AVじゃないの??」
いつの間にそんなものを…?
名誉にかけて言うが、スザク自身は、AVなどのエロものの類を持っていない。
別に、持っていても問題ではないだろうが、興味がないのだ。
ルルーシュとこうなる前には、女性との付き合いはそれなりにあった。
(全て、身体だけの関係だったけれど)
相手は年上が多く、性技にはそれぞれ長けていたので、スザクが何かを勉強する必要なども
なかった。
そして、今は。
(ルルーシュ以外、興味ないし…)
どんなに美人だとしても、ルルーシュ以外の誰かの裸にも、喘いでいる姿にも何も感じない。
「…ねえ、いつの間にそんなもの見たんだい? うちにはそんなのないでしょ? わざわざ
レンタルしたの?」
「兄様の部屋にあったんだよ。なんか人間界の資料だっていって。だから、向学のために
見といた。なんか…色々難しそうなんだけど…。痴漢したら、スザクもあんあん言う?」
「…あのねえ…」
どこまで、天然なんだろうか。この子は…。
あんあん言うのは、君の方じゃないの、と心の中で返す。
(…っていうか、一体どういうことをしようと…?)
いくら、向学のためとはいえ…黙ってAVを見るなんて。
スザクははっきり言って、心が狭い。
本当に勉強のためだけに見たのだろうということはわかっていても…もしも、
ルルーシュが画面を見て興奮していたりしたら、と思うと、ひどく腹が立った。
(…ルルーシュのあそこを触っていいのは、僕だけなんだけど)
そんな決まり、どこにもないのだが。
一人エッチなんて、絶対に許せない。
ルルーシュ本人だとしても、あの可愛らしい性器に触れていいのは、自分だけなんだと
スザクは真剣に思っている。
ここはきっちりさせなくては!
「…ねえ、ルルーシュ。そのDVDの中で…痴漢はどんなことしてたの?」
「え? ええと…確か最初は、服の上から胸を…」
ルルーシュはこと細かく説明し始めた。
なるほど。
それでは、早速実践してみようではないか。
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