黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
またまた短くてすみません(汗)
痴漢ごっこができる場所、といってつれてこられたのは、パーティ会場からはかなり離れた部屋だった。
どうやら、ルルーシュはナナリーに部屋の場所を教えてもらったらしい。
「ねえ、ルルーシュ。さっき、ナナリーに何ていってたんだい?」
いくら何でも、はっきり「痴漢ごっこ」ができる場所、などときいたわけではないだろう。
そんなことしたら、あのかわいいウィリアム・テルが許してくれるはずがない。
誰の目がなくなったのをいいことに、ルルーシュがはなし出す前に、細い身体を抱き寄せた。
「俺が痴漢するのに」と抗議の声があがったが、いやそうではない。
髪をよけ、ほおや耳たぶにキスをすると、「くすぐったい」といいながら、ルルーシュが鈴のような声で笑う。
「ねえ、何ていったの?」
「簡単だよ。スザクとセックスできる場所ないかってきいたんだ。もちろん、誰にものぞかれない場所って」
何気ないことのように答えるが、実は、すごい発言だ。
スザクは「え…」と驚きの声を発したまま、かたまってしまった。
いくらなんでも、そこまで直接的なことを…?
(見た目はすごいちっちゃいけど、ナナリーっていくつなんだろう?)
もしも、ナナリーが幼児だとしたら、さすがに教育上よろしくない言葉だ。
注意しなければ。
だが、にこにことうれしそうにルルーシュがこちらを見てくるから、そんなこといえなくなってしまった。
(かわいい顔して、とんでもないこというんだもんな…)
形のいい唇に軽いキスを落とすと、ルルーシュが「もっと」といいながら、唇を尖らせてきた。
ちゅ、ちゅと何度もついばんで、深くくちづける。
ん、と喘ぎながら、ルルーシュが一生懸命舌を絡ませてくる。
積極的に、吸ったり、なめたりしながら、全身でスザクを求めてくれているのが分かった。
「…ね、…これって、気持ちいいけど、…痴漢ごっこなの?」
ルルーシュがとろんとした瞳で訊いてくる。
おそらく、スザクをいいようにしたい、という願望があるのだろう。
内心でほくそ笑みながら、スザクは耳もとでささやく。
「なら、痴漢してごらん? スカートの中に手をいれて、直接俺の…。ねえ、ブリーフの中には、俺の何がある?」
「…スザクの…」
ルルーシュは、かあと顔を赤くして、もごもごと口の中で何かをつぶやく。
セックスの時に、ついついいわせてしまう。
趣味が悪いといわれるが、ルルーシュのかわいい口がいやらしい言葉をつぶやくだけでどきどきする。
「俺の、何? いつも、ルルーシュの中に、入ってるもの、だよ?」
「…い、じわる。これじゃ、痴漢になんないっ」
ぷうとほおを膨らませる。
スザクはくすりと忍び笑った。
「なるよ。エッチな言葉を投げかけるのも、痴漢だもの。ね、いって、ルルーシュ?」
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