黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
作者が、健康診断に出かける直前のため、短めです。
短くてすみません(汗)
短くてすみません(汗)
ウィリアム・テルの格好をした半仔猫がそこにいた。
ナナリーだ。
弓矢は実弾(?)らしい。
ぷんぷん怒りながら、ナナリーは連射してきた。なかなかの腕前だ。
突如現れた可愛い妹に見とれながらも、ルルーシュは、
「こら! ナナリー! 人に向けてそんなことしちゃ駄目だろう?」
年上らしく、ちゃんと注意することを忘れない。
ナナリーは、唇を尖らせて、「だって~」と可愛い口調で抗議する。
「だってだって! スザクさんがお兄様にいけないことをするんだにゃ!
お兄様を守ろうとしたんだにゃ~」
「ナナリー…ありがとう」
ルルーシュは、ふわりとした微笑を浮かべ、ナナリーを抱き上げるとその頬にキスをした。
麗しき兄妹愛!
だが、心の狭いスザクにしてみたら、あまり面白くない。
痴漢ごっこはすぐに応じてくれなかったくせに!
こっちがぷんぷんである。
少々拗ねた気分でいると、ナナリーとなにやら内緒話をしていたルルーシュが、
いきなりスザクの手をつかんだ。
「行こう、スザク!」
「え? どこに??」
ナナリーは不満そうな表情を浮かべているが、今度は弓矢をはなってはこなかった。
ルルーシュは、屋敷の中を熟知しているかのような足取りで、スザクを引っ張る。
「どくいくんだい?」
華奢な背中に質問すると、振り返ったルルーシュがキスとともに答えをくれた。
「…痴漢ごっこが出来る場所!」
PR
Post your Comment
プロフィール
カレンダー
リンク
カテゴリー
アーカイブ