黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
ルルたんの逆襲…?
ルルーシュは自分から、再び唇を重ねた。
今度は、ぶつかるほどの勢いの強いものではなく、もっとしっとりしたキスだ。
舌先で、ぺろとスザクの唇を軽く舐めて…呟く。
「…舌…いれる」
きょとんとした顔でスザクがこちらを見ている。
ここまではっきり言ったのに、分からないんだろうか?
それとも…あまりに情緒がなさすぎて呆れてしまったとか??
冷静を装いつつ、内心はひやひやだ。
だが、スザクがぽけっとしていたのは一瞬で、すぐにルルーシュを抱き寄せると、望んでいた通りのキスをくれた。
深く重ねられた唇。その隙間から、ぬるりと熱い舌先が忍び込んでくる。
「…んっ…」
口の中を巧みに動き回る舌先。
その動きに、別の…いやらしい場所を舐められたことを思い出し、ルルーシュの身体は熱くなった。
スザクは料理が上手だけれど…だから、セックスも上手いのだろうか。
なら、自分は?
ルルーシュの料理だって捨てたものではないはずだ。
スザクはいつもおいしいと言って食べてくれるし…。それなら、自分も、スザクのことを翻弄できてしまうのではないだろうか。
なんと言っても、色仕掛けはちゃんときいていたようだし。
「…スザク…?」
「何、ルルーシュ…?」
ルルーシュはスザクの股間に手を伸ばす。
そこは、もう十分すぎるほどに熱く育っている。
さっきも確認したけれど…。
「…あの…まだ、俺の中に…これ、いれたい…?」
なんと言っていいか分からず、そう訊ねてみる。
すると、スザクは「…触ってて分からない?」と苦笑して見せた。
もちろん、訊かなくてもわかっている。
ルルーシュもスザクと一緒だからだ。
(…こんなに…おっきいと…ちょっと苦しそう、だけど…)
だけど、早く中にきてほしい。
強引にきてもいいのに、と思うのに…さっきルルーシュを泣かせてしまったから遠慮しているんだろうか。
じれったい。
じれったいけど…ここがチャンスかもしれない。
「…あの、ね…、あの…俺もきてほしいけど、…ううん! その、きていいけど…お願い、があるんだけど…」
「お願い? どんな?」
「あ、あのっ」
ルルーシュはスザクの耳元で告げた。
ロイドからバイトにこないかと誘われていること。
いい機会だから、スザクと同じ職場で働きたいこと。
「…秘書?」
「…うん、…秘書だって…めがねが…。ねえ、…駄目?」
とにかく必死で告げたから、ルルーシュは気付いていなかった。
「誰の」秘書として誘われているのか、ということに。
「…ふうん、素敵だね」
「え、いいの?」
意外にも、スザクが上機嫌に許してくれたので、ルルーシュは驚く。
絶対嫌がると思ったのに?
だが、次の瞬間、スザクの言葉を聞き、ルルーシュは飛び上がらんばかりに驚いた。
「だって、ルルーシュが僕の秘書だなんて素敵じゃない?」
PR
Post your Comment
プロフィール
カレンダー
リンク
カテゴリー
アーカイブ