黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
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2007
スザク、ちょっと反省。
いつもしつこいくらいにほぐしてからでないと挿入していないというのに、どうしてそうなるのか。
このまま放っておくのはまずい。
手を出されれば、多分、ルルーシュは怒るか泣くかもしれないが、仕方ない。
ルルーシュの体の方が大切だから。
スザクは細腰をつかみ、ぐいと引き寄せると、ごろりと体の向きをかえて、ルルーシュをベッドに押し倒した。
案の定、ルルーシュは「あともう少しだったのにっ」と涙目でおこり出した。
「ごめん、でもさ…あのままだと君が怪我しそうだったから…」
「怪我なんてしないっ、だって…いつも、…してるんだから…。そ、それに、スザクがすぐにいれたいって言ったのにっ」
さらには逆に責められた。
だが、この場合は仕方ないだろう。
「ごめん、俺のいい方が悪かったね。確かにすぐにはいりたいけど、それはさ…無理矢理って意味じゃないよ? 君が痛い思いさせたいわけじゃない。俺は、二人で気持ち良くなりたいんだ。だから…」
焦らなくていいんだ、と小さな子供に言い聞かせるようにいうと、ルルーシュの大きな瞳から、ぶわっと涙が溢れた。
そんなにいい方がきつかっただろうか?
スザクは困りながら、つややかな黒髪をなでる。
「ごめん、ルルーシュ、俺はおこってるんじゃなくて…っ…」
うう、…とルルーシュが泣きながら、首にしがみついてきた。
なんてことだ。
そんなに傷つけてしまったんだろうか。
かわいそうなことをしてしまった…。スザクは反省する。
本当にごめん、と再び謝罪の言葉を紡ごうとすると、いきなりキスで唇を塞がれた。
キス、というよりは、唇をぶつけるようなものだったが。
「だって…スザクが色仕掛けにひっかからないんだもん…! 並のことじゃ、駄目なんだっ」
そして告げられたのは、意外な言葉だった。
「え、…色仕掛け?」
確かに、いろいろサービスしてくれるなとは思った。
ーー途中からだが。
(じゃあ…わざわざあんな格好で出迎えてくれたのも、もしかして…?)
すんすん、とルルーシュは鼻をならす。
小さな子供みたいな泣き方だ。
今のルルーシュは、スザクがエッチなことをしても平気なくらい大きくなっているというのに、そのギャップがかわいらしい。
わざわざ色仕掛けしようなんて。
何がきっかけかは知らないけれど。
スザクは、ぬれた目元に舌をはわせ、顔中にたくさんのキスを落とした。
もちろん、唇だって忘れない。
まだ、ぐすぐす泣いているから、触れるだけにしておいた。
ディープキスをして、窒息された大変だから…。
「ねえルルーシュ。…どうして色仕掛けしようなんて思ったか知らないけど…。
これ以上、俺を夢中にさせてどうするのさ? 色仕掛けなんて…わざわざしなくたって、俺はいつも君の色気に酔わされてるんだからさ」
ルルーシュは、信じられないというように、目を丸くした。
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