忍者ブログ

黒うさぎルルたんの日記

黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。 時々小説形式もあったりします。 禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。 コメント頂けるとすごくうれしいです♪

   2025

0718
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

   2007

0908
スザク…実は黒い…?






ルルーシュにしては、精一杯のアピールだった。
それなのに。

「どうしたの、ルル? 今度は…ここが痛いの?」

スザクときたら、真面目な顔でそんなことを訊いてくる。
信じられない!
ルルーシュはぷるぷると頭を振り、潤んだ瞳でスザクを睨みつけた。

「…そ、…じゃなくてっ! だ、…だからっ…」
「え? 痛くないの? じゃあ…何? あ、そういえば、…ここ、随分熱いね。冷やした方がいいかな?」

その言葉に、ルルーシュは息を呑んだ。
ただの鈍感…? いや、ここまで来ると明らかに…。

(…こ、こいつ、わざととぼけてるんじゃ…!?)

もしかしたら、色仕掛けのことだって気付いてて、それなのに知らん顔をしていたんじゃなかろうか。
理由は分からないけれど、そんな気がしてきた。
だが、今はそんなことを考えている場合ではない。
スザクがパジャマのズボンを脱がそうとしているからだ。
まさかと思うが、まかり間違って、そんな場所を氷で冷やされたりしたら困る!

ルルーシュはじたばたと手足を動かした。

「や、やだっ! スザクっ! 何する気だよっ! 離しっ…、あんっ…」

スザクは、氷を持ってきたわけではなかった。
その部分をあらわしてしまうと、熱く興奮した分身をぱくんと口に含んでしまった。
いきなり、あたたかな口中に含まれ、ぬめった舌先に愛撫されて、ルルーシュは、声をあげてしまう。
甘い蜜をたっぷりと蓄えた蜜袋を同時に弄られて、我慢しきれず、ルルーシュはスザクの口中に精をはなってしまった。

「…や、…う、んっ…!」

白い喉をそらせ、甘く喘ぐ。
ごくん、と音がして、スザクがはなった精を嚥下してしまったのだと分かった。

(飲むのは…駄目って…いつも言ってるのに…!)

ルルーシュにはさせないくせに、スザクは自分は別とばかりに、ルルーシュのあちこちを嘗め回す。
胸も、おなかも、背中も、分身も。そして、スザクを受け入れるあの場所までも、いつも唾液まみれにしてしまう。
いや、舐めるのはかまわない。
本当は、少しかまうけれど…されるのがいやというわけではないから、大目に見よう。
だけど…あれを飲まれるのは、いやだ。

害はないというけれど、身体にいいとは思えないし。
それに。

(自分が飲むなら…俺にだってさせてくれたらいいのに…)

ルルーシュにはさせてくれないし、飲ませてもくれないなんて、とんでもない不公平だ。

「…早いね、ルルーシュ?」
「ばかっ! お前が、…悪いんだからっ…!」

さんざん煽るようなことばかりしてたくせに。
知らなかったなんて言わせないから!

毒づくルルーシュに、スザクは余裕の(ルルーシュにはそう見えた)微笑を返しながら言った。

「…だってさ、恥ずかしがりのルルーシュが頑張って俺を誘惑してくれようとしてたから。それなら、俺もいつもとは変わったことしなくちゃ悪いかなと思って」

人懐こい笑顔。
だが、その背中に黒い羽が生えているように見えたのは、気のせいだろうか?
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ルルーシュ@森田望愛
性別:
非公開
自己紹介:
ルルーシュやスザクになりきって、好き勝手書いてます。
個人の妄想による産物なので、その点ご了承下さいね。
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カウンター
バーコード
忍者ブログ [PR]

Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP