黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
ルルたんの告白。
大した秘密じゃないのですが…。
大した秘密じゃないのですが…。
二人は無事マツタケごはん定食をゲットし、食堂で仲良く肩を並べていた。
デザートは、ルルーシュの大好きなプリンである。
普通のカスタードプリンにくわえ、期間限定のパンプキンプリンも売られていたので、一つずつゲットする。
といいつつ、おそらく、スザクが食べるのは両方とも一口ずつで、すべてルルーシュのおなかにおさまってしまうのだが。
少し落ち着いたところで、スザクはさっきの話を切り出す。
ルルーシュは、問題ないと言っていたけれど、やっぱり気になるのだ。
「…あのさ、ルルーシュを信じていないわけじゃないんだけど、出来れば、詳しくて聞かせてもらえないかな?」
「んん? まあ、そうだな。お前は俺の…その………だから、知る権利はあるよな…」
俺の…の後は、もごもごと口の中で。
いつも、結構すごいことをしているのだが、ルルーシュはいつまでも初心で可愛らしい。
額にかかる、つややかな黒髪をはらりと指で払いのけ、ルルーシュは口を開く。
「実は…」
ルルーシュの話はこうだ。
まず、妖精の身体というのは、基本的に両性体のようなもので、自らの意思で自由に変わることが出来ること。
そのため、今のルルーシュは男だが、女にも変化することが出来ること。
だから、相手が男でも、結婚が可能なのだということ。
「…でも…だからって、なんでシュナイゼル様と…?」
「オヤジだよ。オヤジの馬鹿が、突然、そんなことを言い出したんだ。…まあ、俺と兄さまの場合、血のつながりは半分だし…。というか、基本的に、妖精って、きょうだいとかはあんまり関係ないんだけど…」
そのへんゆるい、とロイドは言っていたが、本当だったのか。
恐るべし、妖精界…。
「…でも、まあ…きょうだいで婚姻を結ぶ奴は少ないけどな。兄様も俺もそんな気ないのに…オヤジの奴がやけに急いで話を進めようとしてて…うざかったから、家出したんだ」
「え…家出の理由って、それだったんだ?」
「そうだよ。だから、兄様たちにも、俺がこっちにいることはオヤジに絶対言うなって口止めしてるんだ」
初めて知る事実に、スザクは驚く。
考えてみたら、家出の理由も知らなかったのだ。
これでは、恋人もとい伴侶失格では…。
「…ごめんね、ルルーシュ。僕、何も知らないで…」
「話さなかったんだから、当たり前だろ。俺も、話すとオヤジの顔思い出してうざいから、黙ってたんだ」
よしよし、と慰めるように、ルルーシュがスザクの頭を撫でる。
ちらちらと周りを確認して、さらには、額へのキスまでおまけしてくれた。
「だから、今は……スザクの、…スザクだけの、…俺、だから。お前は安心してていいんだ。…これで、もう不安じゃなくなっただろう?」
ルルーシュはそう言って、再び、頬へのキスもおまけしてくれた。
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今日はここからも失礼しますvV
そうだったんですねー!!(^^)
家出の理由が分かって、なんだかすっきりですvV
……これが言いたいが為にコメントしちゃいました(汗)
えっと、こんなのですみません(ε=逃{カボチャのプリン食べたいー))
家出の理由が分かって、なんだかすっきりですvV
……これが言いたいが為にコメントしちゃいました(汗)
えっと、こんなのですみません(ε=逃{カボチャのプリン食べたいー))
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