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黒うさぎルルたんの日記

黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。 時々小説形式もあったりします。 禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。 コメント頂けるとすごくうれしいです♪

   2025

0714
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   2007

1011
外なのに…。少し大人向けに近付いてきました。






「鈍感? 僕が? それはひどいなあ…」

ルルーシュに関しては敏感すぎるくらい敏感だというのに。
スザクは少々拗ねた気持ちになって、ルルーシュをさらにぎゅっと抱き寄せた。
ふと気付く、あれ、と思った。

(…熱…かな? いや、待てよ、これって…)

赤く染まった耳朶。
スザクは迷わず、ルルーシュの股間に手をのばした。
とんでもない叫び声があがったが、気にしない。今は、何より、ルルーシュの現状を理解するのが最重要事項だからだ。

「…感じちゃったの?」

訊けば、いらえのかわりに、ルルーシュはぐすぐすと鼻をならした。
スザクのばか、いじわる、今夜は夕飯抜きだ、とかなんとか…思い付く限りの悪態をつきながら、ルルーシュはしくしくと泣き出した。
ルルーシュの感じる場所は知り尽くしているつもりだったけれど、どうやらまだまだのようだ。

(耳がそんなに弱かったんだ…)

だから、耳元でしゃべるなと、あんなに怒ったのか。
あらたな発見に、スザクの胸は高鳴った。
泣いているルルーシュには悪いが、うれしくて仕方なかった。
当然だろう。恋人のことはどんなことだって知りたいと思うものだから。

「…どうしてなくの、ルルーシュ? 大丈夫だよ」
「…やっ…」

ちゅ、と頬にキスをして、こっちを向いてと呼びかける。
だが、すっかりすねてしまったらしいルルーシュは、いやいやと首をふるだけ。
けれど、そんな様子もかわいくて仕方なかった。

「恥ずかしいの? 大丈夫だよ、ここには僕とルルしかいないんだから」
「それでも…、やっ…」

恥ずかしい、と小さくつぶやいて、ルルーシュは真っ白な肌を朱に染めた。
スザクは少々強引に、ルルーシュの体を抱え上げると、以前、昼寝用に自分で作ったベンチ(といえるほどではないのだが)に座らせた。
自分は正面にひざまずく。足を開かせると、スラックスのジッパーに指をかけた。

「な、なにするのっ」

案の定、一筋縄ではいかない。
ルルーシュは、両手で股間を隠し、わめいた。
体を少しだけ起こして、文句をいう唇にちゅっとくちづける。

「なにって…このままじゃ辛いでしょ? なめてあげる」
「や、こんな…とこ、で…」

ぶるぶるとかぶりを振る。まってればすぐおさまる、と言い張るが、このままの状態で我慢させるなんて、スザクは嫌だ。

「場所なんて気にしなくて平気だよ。ルルは、ここなめられるのがすきでしょ?
いつも、「おーーーん、なめて」っておねだりするじゃないか」

わざといやらしい言葉であおりたてる。
もちろん、おねだりさせたのは、スザクの方で、ルルーシュはそのお願いをきいてくれたに過ぎないのだが、ルルーシュは小さな子供がペニスをさすその言葉を口にすると、ひどく感じてしまうようだった。

誓ってもいいが、今回の場合は、スザクはやましい気持ちがあったわけではなかった。
もちろん、少しも期待していなかったといえば、嘘にはなるが、職場で、午後からは自分は外に出てはずしてしまうのだから、そんな時にルルーシュをどうこうしようなどとはさすがに思っていない。
最後までするつもりはないけれど、せめてルルーシュを気持ちよくさせてあげたい。

「ね、ルルーシュ? ちゃんと気持ちよくしてあげるから。だから、なめさせて?」
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ルルーシュ@森田望愛
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ルルーシュやスザクになりきって、好き勝手書いてます。
個人の妄想による産物なので、その点ご了承下さいね。
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