黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
外なのに…。少し大人向けに近付いてきました。
「鈍感? 僕が? それはひどいなあ…」
ルルーシュに関しては敏感すぎるくらい敏感だというのに。
スザクは少々拗ねた気持ちになって、ルルーシュをさらにぎゅっと抱き寄せた。
ふと気付く、あれ、と思った。
(…熱…かな? いや、待てよ、これって…)
赤く染まった耳朶。
スザクは迷わず、ルルーシュの股間に手をのばした。
とんでもない叫び声があがったが、気にしない。今は、何より、ルルーシュの現状を理解するのが最重要事項だからだ。
「…感じちゃったの?」
訊けば、いらえのかわりに、ルルーシュはぐすぐすと鼻をならした。
スザクのばか、いじわる、今夜は夕飯抜きだ、とかなんとか…思い付く限りの悪態をつきながら、ルルーシュはしくしくと泣き出した。
ルルーシュの感じる場所は知り尽くしているつもりだったけれど、どうやらまだまだのようだ。
(耳がそんなに弱かったんだ…)
だから、耳元でしゃべるなと、あんなに怒ったのか。
あらたな発見に、スザクの胸は高鳴った。
泣いているルルーシュには悪いが、うれしくて仕方なかった。
当然だろう。恋人のことはどんなことだって知りたいと思うものだから。
「…どうしてなくの、ルルーシュ? 大丈夫だよ」
「…やっ…」
ちゅ、と頬にキスをして、こっちを向いてと呼びかける。
だが、すっかりすねてしまったらしいルルーシュは、いやいやと首をふるだけ。
けれど、そんな様子もかわいくて仕方なかった。
「恥ずかしいの? 大丈夫だよ、ここには僕とルルしかいないんだから」
「それでも…、やっ…」
恥ずかしい、と小さくつぶやいて、ルルーシュは真っ白な肌を朱に染めた。
スザクは少々強引に、ルルーシュの体を抱え上げると、以前、昼寝用に自分で作ったベンチ(といえるほどではないのだが)に座らせた。
自分は正面にひざまずく。足を開かせると、スラックスのジッパーに指をかけた。
「な、なにするのっ」
案の定、一筋縄ではいかない。
ルルーシュは、両手で股間を隠し、わめいた。
体を少しだけ起こして、文句をいう唇にちゅっとくちづける。
「なにって…このままじゃ辛いでしょ? なめてあげる」
「や、こんな…とこ、で…」
ぶるぶるとかぶりを振る。まってればすぐおさまる、と言い張るが、このままの状態で我慢させるなんて、スザクは嫌だ。
「場所なんて気にしなくて平気だよ。ルルは、ここなめられるのがすきでしょ?
いつも、「おーーーん、なめて」っておねだりするじゃないか」
わざといやらしい言葉であおりたてる。
もちろん、おねだりさせたのは、スザクの方で、ルルーシュはそのお願いをきいてくれたに過ぎないのだが、ルルーシュは小さな子供がペニスをさすその言葉を口にすると、ひどく感じてしまうようだった。
誓ってもいいが、今回の場合は、スザクはやましい気持ちがあったわけではなかった。
もちろん、少しも期待していなかったといえば、嘘にはなるが、職場で、午後からは自分は外に出てはずしてしまうのだから、そんな時にルルーシュをどうこうしようなどとはさすがに思っていない。
最後までするつもりはないけれど、せめてルルーシュを気持ちよくさせてあげたい。
「ね、ルルーシュ? ちゃんと気持ちよくしてあげるから。だから、なめさせて?」
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