黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
短くてすみません(汗)
(くすぐったい、だけ…かあ)
その反応にちょっとがっかりするスザクである。
マッサージには自信があったのだが。
何しろ、普段、ベッドの中では、さんざんルルーシュを喘がせているわけだし。
(…ベッドの中と、お日さまの下だと、やっぱり感じ方が違うのかな?)
思うに、ルルーシュはムードに流されやすいタイプだ。
スザクのことがすきだと言ってくれるその言葉を疑うつもりはないが、始まりは、スザクの思いに流されてのことだったと思う。
すきになってもらえる努力は、自分なりにしている。
時々、暴走してしまうこともあるけれど、心優しいルルーシュはそのたびに許してくれて…逆に、そういうスザクだからこそ、「自分がついていてやらなくちゃ」とそう思っているようでもある。
「…ねえ、ルルーシュ?」
「ひゃっ…!」
耳朶のすぐ近くに唇を寄せ、名前を呼ぶと、細いからだが一気にはねあがる。
自分では意識したつもりはなかった。
だが、どうやら、息が吹きかかってしまったらしい。
ごめんね、と謝りながら、ちゅっと頬にキスすると、さらにぶるりと震えたのが分かった。
「どうしたの? 寒い?」
おかしいな。こんなにあたたかいのに。
風邪でもひいたんだろうか?
そういえば、シュナイゼル様は厚着だから、冷房がほかの部屋より強めだったような…。
「ね、ルルーシュ、大丈夫?」
「ば、ばかっ! 耳元で声出すなっ」
腹部にまわした手の甲を、ルルーシュがぱちぱちと叩く。
たいして痛くはないが、突然攻撃されては、さすがに驚く。
「ど、どうしたんだい、ルル?」
「ばかっ! 普段は、変なとこ気付くの早いくせに、なんで、今日はそんなに鈍感なんだっ!」
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