黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
エッチではないのですが、すっきりするのでかくしてみました。
勇ましく答えてはみたものの、実のところ、自信はない。
しかし、こっちにだって意地というものがある。
どうしたら。
(だけど、さ…)
考えてみたら…ルルーシュが「嫌われるかも」とかそんなことを考える必要はないのだ。
だって…もとは、スザクがどうしても結婚したい、って言ってきたんだし。
そんなに下手に出ることなんて…。
そこまで考えて、愕然とした。
(俺って…もしかして、スザクのこと、すごく好きなのかも…!?)
結婚=嫌いでできることではないのは当然のこと。
政略結婚じゃなかったわけだし、情にほだされたといえばそれまでなのだが、
今や、自分の中にはそれ以上の感情があるのだと。
気付いたら、恐くなった。
スザクと一緒にいたい。嫌われたくない。
今日のスザクは、態度悪くて、すごくむかつくけど…。
でも、それは特別なことで。
普段のスザクはとても優しくて、ルルーシュのことを気づかってくれるのだ。
東京駅に任務でいった時だって、ちゃんとお土産買ってきてくれたし…。
普段も、まめにメールをくれるし。
そういうの、当たり前くらいに思っていたから駄目なんだろうか?
だから、スザクが怒ってるの?
いつもは優しいのに…今日のスザクはなんだか変だから…。
アメジストの瞳から涙で潤む。
「…う…」
「…ルルーシュ?」
スザクが顔を覗き込んでこようとするので、頭を振りながら、首を腕を巻き付けてぎゅっとしがみついた。
もし…別れるのだとしても、潔くなければ。
泣き顔なんて見られたくない。
ルルーシュは、こう見えても、誇り高き妖精国の皇子なのだ。
「どうした、ルル?」
声に、少しだけ心配そうな響きが混じっている。
いっそのこと、はっきり訊いてしまおう。
くすん、と鼻をすすりながらも、決心した。
「…スザクは…俺のこと、嫌いになった、の…?」
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