黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
道が分からなくなるなんて…なんて失態。
方向音痴のクロヴィス兄さんならともかく…俺は違うのに!
道が分からなくなるなんて、どれもこれも、スザクのせいだ!
だって、あいつのこと考えてたから、道をちゃんとチェックしてなかったんだから…。
でも、本当に困った。
どうしよう。
っていうか…あいつ、俺を探しに来る気ないのかな…。
一時はあんなに俺と一緒にいたがったくせに…。
人間の男はなんて移り気で勝手なんだよ。
でも…。
考えてみたら、スザクは俺がここにいるなんて知らないんだし。
だから…探してても、時間はかかるんじゃないかな。
山で遭難した時はその場から動かない方がいいっていうけど…街の中はどうなんだろう?
やっぱりここで待ってた方がスザクに会える確率は高いのかな…?
どうしよう…。
そんなことを色々考えていたら、ふと目の前を知らない男が通った。
今まで何人も俺に声かけてきたけど、こいつは違うみたいだ。
髪の毛の色、変わってるな~。銀髪かな?
背は高いけど、猫背だ。
やっぱりスザクは姿勢がいいよな…。
ん?
なんだかこの男…。
スザクの匂いが…する??
方向音痴のクロヴィス兄さんならともかく…俺は違うのに!
道が分からなくなるなんて、どれもこれも、スザクのせいだ!
だって、あいつのこと考えてたから、道をちゃんとチェックしてなかったんだから…。
でも、本当に困った。
どうしよう。
っていうか…あいつ、俺を探しに来る気ないのかな…。
一時はあんなに俺と一緒にいたがったくせに…。
人間の男はなんて移り気で勝手なんだよ。
でも…。
考えてみたら、スザクは俺がここにいるなんて知らないんだし。
だから…探してても、時間はかかるんじゃないかな。
山で遭難した時はその場から動かない方がいいっていうけど…街の中はどうなんだろう?
やっぱりここで待ってた方がスザクに会える確率は高いのかな…?
どうしよう…。
そんなことを色々考えていたら、ふと目の前を知らない男が通った。
今まで何人も俺に声かけてきたけど、こいつは違うみたいだ。
髪の毛の色、変わってるな~。銀髪かな?
背は高いけど、猫背だ。
やっぱりスザクは姿勢がいいよな…。
ん?
なんだかこの男…。
スザクの匂いが…する??
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2007
恋人がすることは…分かった。
でも…俺とスザクは男同士だし…そうなると基本的に「恋人」になるのは無理なんじゃないかと思う。
というか…俺とスザクって…恋人にならなくちゃいけなかったんだっけ…?
なんだかそんなことも分からなくなってきた。
というよりは、俺…どうしてこんなにスザクのことばかり考えているんだろう?
スザクは俺のこと…全然気にしてくれないのに。
こんなの不公平だ!
どう考えたっておかしい!
そうだよ。考えてみたら、なんで俺がうじうじしなくちゃなんないんだ?
態度が悪かったのはスザクの方なんだし…わざわざ俺が出てくることなかったんだ。
キックの一つでもくらわせてやればよかったんだ。
そう考えたら、なんだか元気が出てきた。
いや…スザクのことを考えてて、元気がなくなってたこと自体がおかしいんだ。
そうだよ、スザクごときのことで!
戻ろう…。
おなかも減ったし…なんだか色々な人間から声をかけられて疲れたし…。
あれ…でも…。
一つ問題が…。
道が分からなくなったかもしれない…。
でも…俺とスザクは男同士だし…そうなると基本的に「恋人」になるのは無理なんじゃないかと思う。
というか…俺とスザクって…恋人にならなくちゃいけなかったんだっけ…?
なんだかそんなことも分からなくなってきた。
というよりは、俺…どうしてこんなにスザクのことばかり考えているんだろう?
スザクは俺のこと…全然気にしてくれないのに。
こんなの不公平だ!
どう考えたっておかしい!
そうだよ。考えてみたら、なんで俺がうじうじしなくちゃなんないんだ?
態度が悪かったのはスザクの方なんだし…わざわざ俺が出てくることなかったんだ。
キックの一つでもくらわせてやればよかったんだ。
そう考えたら、なんだか元気が出てきた。
いや…スザクのことを考えてて、元気がなくなってたこと自体がおかしいんだ。
そうだよ、スザクごときのことで!
戻ろう…。
おなかも減ったし…なんだか色々な人間から声をかけられて疲れたし…。
あれ…でも…。
一つ問題が…。
道が分からなくなったかもしれない…。
2007
お金を持ってこなかったから、ネットカフェにはいけない。
だから、図書館に行ってみることにした。
辞書…じゃないよな。
何から見てまわろう?
そういえば、クロヴィス兄さんは恋愛小説が好きだった。
恋愛小説って…恋人のマニュアルみたいなものって考えていいんだろうか。
訊くのもどうかと思うので、とりあえず色々見て回った。
苦労して何冊か見つけたけど…たいてい出てくるのは「キス」だった。
それなら…俺とスザクはもう「恋人」っていうこと?
だけど…何か違うような気がする。
それなら…?
図書館では結局何も見つからなくて、俺は公園をぶらぶらした。
ふと、ベンチに雑誌が置いてあった。
何の雑誌だろうと思って手にとってみたら…それはいわゆる漫画だった。
漫画は俺も読んだことがある。
スザクが毎週楽しみにしてる週刊の雑誌を読んだから。
だけど…その漫画は、スザクが読んでいるのとはちょっと違う。
なんだか…裸の女性や男性がやたらと出てきて…。
見つけた。
「恋人」っていう言葉。
でも…。
恋人って…こんなことをするものなのか…?
だから、図書館に行ってみることにした。
辞書…じゃないよな。
何から見てまわろう?
そういえば、クロヴィス兄さんは恋愛小説が好きだった。
恋愛小説って…恋人のマニュアルみたいなものって考えていいんだろうか。
訊くのもどうかと思うので、とりあえず色々見て回った。
苦労して何冊か見つけたけど…たいてい出てくるのは「キス」だった。
それなら…俺とスザクはもう「恋人」っていうこと?
だけど…何か違うような気がする。
それなら…?
図書館では結局何も見つからなくて、俺は公園をぶらぶらした。
ふと、ベンチに雑誌が置いてあった。
何の雑誌だろうと思って手にとってみたら…それはいわゆる漫画だった。
漫画は俺も読んだことがある。
スザクが毎週楽しみにしてる週刊の雑誌を読んだから。
だけど…その漫画は、スザクが読んでいるのとはちょっと違う。
なんだか…裸の女性や男性がやたらと出てきて…。
見つけた。
「恋人」っていう言葉。
でも…。
恋人って…こんなことをするものなのか…?
2007
街を歩いてると、なんだかやたらと人に声をかけられる…。
それも、なぜか男が多いんだが、なぜだろう?
ただ声をかけられるだけならかまわないのだが、手を握られたり肩を抱かれたりするのは困る。
困る…というか、気持ち悪い。
初めて会った時、スザクにも一方的にいきなり抱き上げられたけれど、あの時はこんなふうに感じなかった。
キスされた時も…。
どうして、他の奴は駄目で、スザクはいいんだろう?
そういえば…まだ俺が小さかった頃、シュナイゼル兄様が読んでくれた絵本に人間と契約した妖精の話があった気がする…。
妖精は人間と契約できるけど、絶対にしなきゃいけないわけじゃない。
「契約」っていうのは、丸ごと自分を預けることになるから…本当にひきあった相手としか契約は出来ないって…。
それなら、俺はスザクと引き合っているってことなんだろうか…?
それって…もしかして、運命の相手ってこと…?
でも…そういうのってどうやって確かめるんだろう。
あと…人間の世界だと、運命の相手って「恋人」って言うんじゃなかっただろうか…?
「恋人」って…どういうこと?
それも、なぜか男が多いんだが、なぜだろう?
ただ声をかけられるだけならかまわないのだが、手を握られたり肩を抱かれたりするのは困る。
困る…というか、気持ち悪い。
初めて会った時、スザクにも一方的にいきなり抱き上げられたけれど、あの時はこんなふうに感じなかった。
キスされた時も…。
どうして、他の奴は駄目で、スザクはいいんだろう?
そういえば…まだ俺が小さかった頃、シュナイゼル兄様が読んでくれた絵本に人間と契約した妖精の話があった気がする…。
妖精は人間と契約できるけど、絶対にしなきゃいけないわけじゃない。
「契約」っていうのは、丸ごと自分を預けることになるから…本当にひきあった相手としか契約は出来ないって…。
それなら、俺はスザクと引き合っているってことなんだろうか…?
それって…もしかして、運命の相手ってこと…?
でも…そういうのってどうやって確かめるんだろう。
あと…人間の世界だと、運命の相手って「恋人」って言うんじゃなかっただろうか…?
「恋人」って…どういうこと?
2007
な、なんてことだろう!
僕が仕事に行ってる間に、ルルーシュがいなくなってしまった!
部屋の鍵はしまったままだったのに、どうして…?
密室殺人という言葉があるけれど、密室誘拐っていうのもありなんだろうか。
ルルーシュは可愛いし…。
ここしばらくは休暇はとるなといわれていたけれど、そんなことかまってられない。
ロイドさんは文句を言ったけど、仕事よりもルルーシュの方が大切だから。
もしくびになったらなっただ。
若いんだし、何だって出来るはず。
ルルーシュが行きそうな場所…。
だけど、考えてみても分からない。
姿があれだからって外に全然連れていってあげなかった…。
もっと一緒に出かければよかったな…。
それに…このところの僕の態度はすごく悪かった。
男らしくなかった。
ルルーシュは僕の態度に傷ついてたんだと思う…。
こんな情けない男じゃ、愛想をつかされて当然だ。
だけど…戻ってきてほしい。
どうしたら戻ってきてくれるんだろう…。
僕が仕事に行ってる間に、ルルーシュがいなくなってしまった!
部屋の鍵はしまったままだったのに、どうして…?
密室殺人という言葉があるけれど、密室誘拐っていうのもありなんだろうか。
ルルーシュは可愛いし…。
ここしばらくは休暇はとるなといわれていたけれど、そんなことかまってられない。
ロイドさんは文句を言ったけど、仕事よりもルルーシュの方が大切だから。
もしくびになったらなっただ。
若いんだし、何だって出来るはず。
ルルーシュが行きそうな場所…。
だけど、考えてみても分からない。
姿があれだからって外に全然連れていってあげなかった…。
もっと一緒に出かければよかったな…。
それに…このところの僕の態度はすごく悪かった。
男らしくなかった。
ルルーシュは僕の態度に傷ついてたんだと思う…。
こんな情けない男じゃ、愛想をつかされて当然だ。
だけど…戻ってきてほしい。
どうしたら戻ってきてくれるんだろう…。
2007
体が大きくなっただけなのに…どうしてなんだろう。
スザクは同じベッドで一緒に寝ないし、お風呂にも一緒に入らない。
外見が変わっただけで、中身は全然変わってないのに…こんなのあんまりだ。
スザクが見た目で人を判断するような奴だったなんて…。
今朝、スザクは俺が寝てる間に出かけていった。
いや、寝てると思ってたんだろうけど、俺はちゃんと起きていたんだ。
ため息ついて…俺の方をじっと見て…。
スザクが何を考えてるのか、全然分からない。
体が大きくなったから、力が戻ったのかどうか試してみたら、近距離ならテレポーテーションが出来るようだった。
家に一人でいても、つまらない。
体も大きくなったんだから、出かけてみてもいいはずだ。
俺は、スザクの服を借りて、外に出てみることにした。
あてはないけど…。
とりあえず、気晴らしになるならどこでもいい。
俺がいないことに気付いたら、スザクは探してくれるだろうか。
スザクは同じベッドで一緒に寝ないし、お風呂にも一緒に入らない。
外見が変わっただけで、中身は全然変わってないのに…こんなのあんまりだ。
スザクが見た目で人を判断するような奴だったなんて…。
今朝、スザクは俺が寝てる間に出かけていった。
いや、寝てると思ってたんだろうけど、俺はちゃんと起きていたんだ。
ため息ついて…俺の方をじっと見て…。
スザクが何を考えてるのか、全然分からない。
体が大きくなったから、力が戻ったのかどうか試してみたら、近距離ならテレポーテーションが出来るようだった。
家に一人でいても、つまらない。
体も大きくなったんだから、出かけてみてもいいはずだ。
俺は、スザクの服を借りて、外に出てみることにした。
あてはないけど…。
とりあえず、気晴らしになるならどこでもいい。
俺がいないことに気付いたら、スザクは探してくれるだろうか。
2007
(小説の後、またも一人称で読みにくくてスミマセン)
***
スザクが冷たいせいか、なんだか体調が悪い。
そういえば、前もこんなことあったんだけど…あの時は成長痛だった。
もしかしたら、今回もそうなんだろうか。
一気に体が大きくなったらどうしよう…。
いっそのこと、ここを出て行った方がいいのかな。
今は、半うさぎだから、外に出られないだけだし…。
ちゃんとした人間の見た目になれば、別に外に出たってかまわないんだから。
契約を交わしたのに…っていうのはあるけど…。
でも、人間界にだって、結婚という契約を破棄する人間はいくらでもいるんだし、別にかまわないんじゃないだろうか。
俺は知らないけど、シュナイゼル兄さまあたりは、そのへんのことよく知ってそうだ。
だけど…
そんなふうに考えて、俺は胸が痛くなった。
スザクと離れる…。
そう思ったら、なんだか悲しくなったんだ。
スザクの方はそう思ってないかもしれないけど…俺は、スザクとの生活、結構気に入ってたんだ。
スザクの作る食事も好きだったし、一緒にお風呂に入ったりするのも、口では文句を言ってたけど、いやじゃなかった。
お弁当作ってあげた時喜んでもらえると嬉しかったし…。
でも…妖精は引き際をわきまえるのも大事だよな。
そう思いながら、俺はベッドにもぐりこんだ。
こっちの薬はあわないし、体調が悪い時は寝てるのが一番だからだ。
だけど…横になってても、ちっともよくならなくて。
スザクの携帯に連絡しようかと思ったけど…でも、今の状態でそんなこと言うのもはばかられて…。
スザク帰ってくるかな。
帰ってこなかったらどうしよう…。
不安を抱えて、何とか眠りこんだ俺を起こしたのは、スザクだった。
体調も少しよくなっていた。
喜び勇んで起き上がった俺は…何かがおかしいことに気付いた。
体の感覚が…いつもと違ったのだ。
極めつけはスザクの一言。
「君、ルルーシュだよね?」と。
気付いたら、俺の体は大きくなっていたのだ。
スザクと同じ年くらいに。
耳も尻尾もなくなっていた。
これって…スザクに別れを告げろというお告げなんだろうか…。
***
スザクが冷たいせいか、なんだか体調が悪い。
そういえば、前もこんなことあったんだけど…あの時は成長痛だった。
もしかしたら、今回もそうなんだろうか。
一気に体が大きくなったらどうしよう…。
いっそのこと、ここを出て行った方がいいのかな。
今は、半うさぎだから、外に出られないだけだし…。
ちゃんとした人間の見た目になれば、別に外に出たってかまわないんだから。
契約を交わしたのに…っていうのはあるけど…。
でも、人間界にだって、結婚という契約を破棄する人間はいくらでもいるんだし、別にかまわないんじゃないだろうか。
俺は知らないけど、シュナイゼル兄さまあたりは、そのへんのことよく知ってそうだ。
だけど…
そんなふうに考えて、俺は胸が痛くなった。
スザクと離れる…。
そう思ったら、なんだか悲しくなったんだ。
スザクの方はそう思ってないかもしれないけど…俺は、スザクとの生活、結構気に入ってたんだ。
スザクの作る食事も好きだったし、一緒にお風呂に入ったりするのも、口では文句を言ってたけど、いやじゃなかった。
お弁当作ってあげた時喜んでもらえると嬉しかったし…。
でも…妖精は引き際をわきまえるのも大事だよな。
そう思いながら、俺はベッドにもぐりこんだ。
こっちの薬はあわないし、体調が悪い時は寝てるのが一番だからだ。
だけど…横になってても、ちっともよくならなくて。
スザクの携帯に連絡しようかと思ったけど…でも、今の状態でそんなこと言うのもはばかられて…。
スザク帰ってくるかな。
帰ってこなかったらどうしよう…。
不安を抱えて、何とか眠りこんだ俺を起こしたのは、スザクだった。
体調も少しよくなっていた。
喜び勇んで起き上がった俺は…何かがおかしいことに気付いた。
体の感覚が…いつもと違ったのだ。
極めつけはスザクの一言。
「君、ルルーシュだよね?」と。
気付いたら、俺の体は大きくなっていたのだ。
スザクと同じ年くらいに。
耳も尻尾もなくなっていた。
これって…スザクに別れを告げろというお告げなんだろうか…。
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