黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
なんでこんなところにシュナイゼル兄さまが…?
この眼鏡男、本当にシュナイゼル兄さまの知り合いなのか?
人間…じゃなかったのかな?
っていうか、今、スザクの奴、とんでもないことを言わなかったか?
ま、まるで…。
「ば、馬鹿スザク! 何言ってるんだよっ。それじゃまるでプロポーズみたいじゃないかっ」
「みたいじゃなくて、そうなんだっ!」
びっくりして思わず怒鳴りつけると、逆に怒鳴りかえされた。
ええっ!? プロポーズ?
だって、それって…!
「おやおや…ルルーシュはこの少年と「契約」したんじゃなかったのかい? 今更プロポーズなんて…。もしかしてちゃんと「契約」してなかった?」
俺たちの様子を見て、シュナイゼル兄さまが呆れたように言う。
ちゃんとした「契約」?
それって…どういうこと?
「…キスしただけじゃ、「契約」にはならないんですか?」
「キス? それだけじゃダメだよ。ちゃんと「契約」するには…」
キスじゃダメ…。
その言葉を聞いてはっとした。
つまりそれって…!
スザクは俺のこと、幸せにするって言った。
プロポーズしたんだって言った。
それなら、ちゃんと責任もって、「契約」してもらわなくちゃ。
大体、もとはスザクが俺のこと口説いてきたんだから、俺に対して、こいつは多大な責任があるんだ。
それに…「契約」をちゃんとしてなかったなんて、コーネリア姉様あたりに知られたら、どんなに馬鹿にされるか!
しばらくは、俺のことを「出戻り」って言ってからかうだろう。
そんなのはごめんだ。
それに…俺だって、スザクのことは嫌いじゃない。
た、多少の不安はあるけれど、その気になって出来ないことなどないはず!
え、えっちなんて…きっと、大したことない…はず。
「スザク! 来い!」
「え!?」
俺はスザクの手を取った。
俺自身は帰り道を忘れてしまったが、スザクに触れれば、こいつの記憶から家までの道が分かる。
そう、家に帰るのだ。
そして、ちゃんと「契約」してやろうじゃないか!
***
そして、取り残されたシュナイゼルとロイド。
ようやく我に帰ったシュナイゼルは、「ああ!」とのその場にくずおれた。
「しまったっ! あまりの素早さにルルーシュの今の気配をたどっておくのを忘れた! 私は、追跡が大の苦手なのに〜!」
どうしよう!と二枚目な大男が慌てる様は、なかなかに面白い。
大変ですね〜なんて調子を合わせつつ、ロイドはほくそ笑んだ。
(スザクくんちだったら、僕知ってるんだけどね)
だが、シュナイゼルはどうやら、そんなことも忘れているようだから…。
ちょっと黙っていよう。
あのルルーシュの剣幕からすると…どうやら、面白いことになりそうだし。
(それに…スザクくん、恋煩いしてたみたいだしね〜。ここらで一発決めてもらった方が仕事もはかどりそうだし)
男なんてちょろい生き物だ。
私生活が満たされていると、とんでもない力を発揮したりする。
シュナイゼルには悪いが、ここはあのルルーシュに協力してもらおう。
何しろ、ルルーシュ自体がまんざらでないのだから、問題などあろうはずがない。
ちなみに、シュナイゼルが言おうとした「ちゃんとした契約」とは…もちろんエッチなことではない。
そんなことしなきゃいけないんだったら、死んでもシュナイゼルと「契約」なんてしなかったのだから…。
この眼鏡男、本当にシュナイゼル兄さまの知り合いなのか?
人間…じゃなかったのかな?
っていうか、今、スザクの奴、とんでもないことを言わなかったか?
ま、まるで…。
「ば、馬鹿スザク! 何言ってるんだよっ。それじゃまるでプロポーズみたいじゃないかっ」
「みたいじゃなくて、そうなんだっ!」
びっくりして思わず怒鳴りつけると、逆に怒鳴りかえされた。
ええっ!? プロポーズ?
だって、それって…!
「おやおや…ルルーシュはこの少年と「契約」したんじゃなかったのかい? 今更プロポーズなんて…。もしかしてちゃんと「契約」してなかった?」
俺たちの様子を見て、シュナイゼル兄さまが呆れたように言う。
ちゃんとした「契約」?
それって…どういうこと?
「…キスしただけじゃ、「契約」にはならないんですか?」
「キス? それだけじゃダメだよ。ちゃんと「契約」するには…」
キスじゃダメ…。
その言葉を聞いてはっとした。
つまりそれって…!
スザクは俺のこと、幸せにするって言った。
プロポーズしたんだって言った。
それなら、ちゃんと責任もって、「契約」してもらわなくちゃ。
大体、もとはスザクが俺のこと口説いてきたんだから、俺に対して、こいつは多大な責任があるんだ。
それに…「契約」をちゃんとしてなかったなんて、コーネリア姉様あたりに知られたら、どんなに馬鹿にされるか!
しばらくは、俺のことを「出戻り」って言ってからかうだろう。
そんなのはごめんだ。
それに…俺だって、スザクのことは嫌いじゃない。
た、多少の不安はあるけれど、その気になって出来ないことなどないはず!
え、えっちなんて…きっと、大したことない…はず。
「スザク! 来い!」
「え!?」
俺はスザクの手を取った。
俺自身は帰り道を忘れてしまったが、スザクに触れれば、こいつの記憶から家までの道が分かる。
そう、家に帰るのだ。
そして、ちゃんと「契約」してやろうじゃないか!
***
そして、取り残されたシュナイゼルとロイド。
ようやく我に帰ったシュナイゼルは、「ああ!」とのその場にくずおれた。
「しまったっ! あまりの素早さにルルーシュの今の気配をたどっておくのを忘れた! 私は、追跡が大の苦手なのに〜!」
どうしよう!と二枚目な大男が慌てる様は、なかなかに面白い。
大変ですね〜なんて調子を合わせつつ、ロイドはほくそ笑んだ。
(スザクくんちだったら、僕知ってるんだけどね)
だが、シュナイゼルはどうやら、そんなことも忘れているようだから…。
ちょっと黙っていよう。
あのルルーシュの剣幕からすると…どうやら、面白いことになりそうだし。
(それに…スザクくん、恋煩いしてたみたいだしね〜。ここらで一発決めてもらった方が仕事もはかどりそうだし)
男なんてちょろい生き物だ。
私生活が満たされていると、とんでもない力を発揮したりする。
シュナイゼルには悪いが、ここはあのルルーシュに協力してもらおう。
何しろ、ルルーシュ自体がまんざらでないのだから、問題などあろうはずがない。
ちなみに、シュナイゼルが言おうとした「ちゃんとした契約」とは…もちろんエッチなことではない。
そんなことしなきゃいけないんだったら、死んでもシュナイゼルと「契約」なんてしなかったのだから…。
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