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黒うさぎルルたんの日記

黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。 時々小説形式もあったりします。 禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。 コメント頂けるとすごくうれしいです♪

   2025

0714
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   2007

0701
「結婚」という二文字を使って、はっきりと僕を紹介してくれた。
嬉しくて、僕は満面の笑みを浮かべ、「はじめまして!」と二人の小さなレディに挨拶する。

が。

「認めませんわっ!」

といきなりチワワの女の子―ユフィといったかな?―にぴしゃりと言われてしまった。

そ、そんなはっきり…。
多少のショックを受けつつも…考えてみたら、初対面で、いきなり結婚相手だと紹介されて、はいそうですかと言えるわけもないかなと納得する。
いや、納得してる場合じゃなくて!

何が何でも認めてもらわないと困るのだが…。

「あっ!」
「ど、どうした! スザク!」

そこで、僕ははっとした。
そうだよ。考えてみたら、ルルーシュのご両親にご挨拶にも行ってないじゃないか!

ここでとめるのは多少辛いが、婚姻届とか、エッチとか言ってる場合じゃなかったんじゃないだろうか。

「ルルーシュ! 大変だよ、僕、君のご両親にご挨拶…」
「必要ないね!」
「え!?」

今度は、ルルーシュがぴしゃりと僕の提案をはねつけた。
ルルーシュの言い分は、自分はもう大人だから親の同意など必要ないというものなのだが…。
それって本当だろうか?

そういえば、ルルーシュは以前「今は見た目はこんなだけど、お前と同じくらいの年だ」と言っていたような…。

「でも…ルルーシュは僕と同い年くらい…なんだよね? それなら…まだ成人してないんじゃ…」

僕の呟きに答えたのは、仔猫の女の子―ナナリーーだった。

「私たちの国では、15歳が成人なんです。お兄様は17歳ですから、もう立派に成人してらっしゃいますのよ。…あ、私、動揺してしまって…先ほどは失礼しました。妹のナナリーですわ」

よろしく…と差し出された手は、しっかり猫の手だった。
握手をした時にツメを立てられたような気がしたのは…気のせい、かな?
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プロフィール
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ルルーシュ@森田望愛
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非公開
自己紹介:
ルルーシュやスザクになりきって、好き勝手書いてます。
個人の妄想による産物なので、その点ご了承下さいね。
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