黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
今の…声?
もしや。
「さ、いくわよ、ナナリー!」
「はいっ、ユフィおねえさまあ」
ナナリー、と…ユフィ!?
なんで二人がここに?
「ス、スザク、ちょっと待って…! お、俺の妹たちが…」
「い、妹さん、なの?」
動揺した顔で、スザクが言う。
何にそんなにびっくりしてるんだろう?
自分の目で確かめた俺は…ああ、なるほどとその理由に気付く。
俺よりもさらに魔力の少ない二人。
ナナリーは半仔猫、ユフィは半子犬のものすごく小さな姿になっていたのだ。
確かに…これはびっくりするかもしれない。
俺も含めてそうなのだが、二人とも、向こうの世界では普通に人間の姿をしている。
だが、まだ魔力が低いため、こちらの世界に渡ると力のコントロールがうまく出来ないらしいのだ。
俺は少しずつ要領がつかめてきたみたいで…今は普通の人間の姿になっているが、二人はまだこちらについたばかりなんだろう。
「ナナリー、ユフィ、どうしてこっちに?」
スザクの肩をとんとんと叩き、少し体をよけてもらう。
快く体をずらしてくれたスザクだったが、すぐにはっとした顔で上着を脱ぐと、俺の膝あたりにそれをかけた。
そうされて、初めて俺も気付く。
そうだ! 今、俺は裸だったんだ。
スザクが気を使ってくれたんだと分かり…ちょっと嬉しくなる。
思わずあたたかな気持ちに浸っていると、ナナリーがぷくっと頬を膨らませて、俺に文句を言う。
「おにいさまっ! おにいさまが全然かえっていらっしゃらないから、探しにきたんです! ナナリーの側にいてくれるっておっしゃったのに…おいてきぼりなんてひどいですにゃ~」
うわああん、と大声で泣くナナリーの肩をユフィがぎゅっと抱きしめる。
「そうですわ、ルルーシュ。わたくしに一言も言わないで出て行くなんて!
それが、将来を誓った相手にする仕打ちですの!?」
将来を誓った…って…それはおままごとの話では?
俺とユフィはれっきとした兄妹…。
俺が反論する前に、ナナリーがユフィにくってかかる。
「おにいさまは、ナナリーのおにいさまなんです! ユフィおねえさまにはあげませんにゃ!」
「まあっ、そんなこと誰がきめたんですの!」
ぎゃいのぎゃいのとまくしたてる二人。
二人はいつも俺をめぐって、つまらない喧嘩ばかりしている。
だが、基本的に気の会う二人は、突如何かに気付いたかのように、同時に
俺を見た。
そして一言。
「おにいさま、この方はどなたですのっ」
「ルルーシュ、そちらの方はっ」
そう、重大なことだった。
俺としたことが、ちゃんとスザクを紹介していなかったのだ。
「ナナリー、ユフィ。こいつはスザク。俺と結婚することになったんだ」
もしや。
「さ、いくわよ、ナナリー!」
「はいっ、ユフィおねえさまあ」
ナナリー、と…ユフィ!?
なんで二人がここに?
「ス、スザク、ちょっと待って…! お、俺の妹たちが…」
「い、妹さん、なの?」
動揺した顔で、スザクが言う。
何にそんなにびっくりしてるんだろう?
自分の目で確かめた俺は…ああ、なるほどとその理由に気付く。
俺よりもさらに魔力の少ない二人。
ナナリーは半仔猫、ユフィは半子犬のものすごく小さな姿になっていたのだ。
確かに…これはびっくりするかもしれない。
俺も含めてそうなのだが、二人とも、向こうの世界では普通に人間の姿をしている。
だが、まだ魔力が低いため、こちらの世界に渡ると力のコントロールがうまく出来ないらしいのだ。
俺は少しずつ要領がつかめてきたみたいで…今は普通の人間の姿になっているが、二人はまだこちらについたばかりなんだろう。
「ナナリー、ユフィ、どうしてこっちに?」
スザクの肩をとんとんと叩き、少し体をよけてもらう。
快く体をずらしてくれたスザクだったが、すぐにはっとした顔で上着を脱ぐと、俺の膝あたりにそれをかけた。
そうされて、初めて俺も気付く。
そうだ! 今、俺は裸だったんだ。
スザクが気を使ってくれたんだと分かり…ちょっと嬉しくなる。
思わずあたたかな気持ちに浸っていると、ナナリーがぷくっと頬を膨らませて、俺に文句を言う。
「おにいさまっ! おにいさまが全然かえっていらっしゃらないから、探しにきたんです! ナナリーの側にいてくれるっておっしゃったのに…おいてきぼりなんてひどいですにゃ~」
うわああん、と大声で泣くナナリーの肩をユフィがぎゅっと抱きしめる。
「そうですわ、ルルーシュ。わたくしに一言も言わないで出て行くなんて!
それが、将来を誓った相手にする仕打ちですの!?」
将来を誓った…って…それはおままごとの話では?
俺とユフィはれっきとした兄妹…。
俺が反論する前に、ナナリーがユフィにくってかかる。
「おにいさまは、ナナリーのおにいさまなんです! ユフィおねえさまにはあげませんにゃ!」
「まあっ、そんなこと誰がきめたんですの!」
ぎゃいのぎゃいのとまくしたてる二人。
二人はいつも俺をめぐって、つまらない喧嘩ばかりしている。
だが、基本的に気の会う二人は、突如何かに気付いたかのように、同時に
俺を見た。
そして一言。
「おにいさま、この方はどなたですのっ」
「ルルーシュ、そちらの方はっ」
そう、重大なことだった。
俺としたことが、ちゃんとスザクを紹介していなかったのだ。
「ナナリー、ユフィ。こいつはスザク。俺と結婚することになったんだ」
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