黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2009
小さくなっちゃったルルの日常を小説で書いてみようかと思います。
短期ですが、連載になりそうなので、少しお付き合いくださいね。
今日はさわりなので、かなり短めです。
短期ですが、連載になりそうなので、少しお付き合いくださいね。
今日はさわりなので、かなり短めです。
(…やっぱり、小さいままだ)
ベッドにむくりと起き上がり、ぺたぺたと自分の体のあちこちに触れてみながら、ルルーシュは、はふうと小さく溜息をついた。
昨日、スザクとお花見に行った。
そこで、なんとなく、体がむずむずするなあ…と思ったら、いきなり、体が小さくなってしまったのだ。
人間界にきたばかりのころと同じくらいのサイズ。
こちらで言えば、だいたい5歳くらいの子供の大きさだ。
つまり、力が不安定なのだろう。
半分黒うさぎなので、耳としっぽは標準装備だ。
隣では、スザクが静かに眠っている。
同じベッドで眠っているけれど、二人の間にはだいぶ距離があった。
小さくなったルルーシュをつぶしたら大変だ、とスザクはなるべくルルーシュに近寄らないようにして眠ったからだ。
そんなことしなくても大丈夫なのに…。
そう思ったけれど、スザクなりの心遣いが嬉しくもあり、また、さびしくもあった。
気遣ってくれることはもちろん嬉しいのだが、距離なんて作ってほしくない。
いつものようにすぐそばで眠ってくれればいいのに。
『ここのところ頑張ってたし、きっと疲れてるんだよ。大丈夫。すぐにもとに戻るよ』
スザクは笑いながら、そう慰めてくれたけれど…。
本当に、すぐに元に戻るだろうか。
いつもなら、自分もそう思うのだけれど、今回は何となく、そう前向きに考えることができなかった。
確かに、裁縫はしていたけれど、自分ではそれほど無理をしたという感覚がなかったからだ。
(…元に戻れなかったら、どうしよう…)
ふと、そんなことを考えてしまい、ルルーシュはぶんぶんと首を横に振る。
馬鹿だな。そんなこと考えてどうするんだ!
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