黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
長々とおつきあいありがとうございました!
「衝撃」ついに最終回です。
「衝撃」ついに最終回です。
「…ロイドさん、寝こけちゃってるし、シュナイゼル様は酔っぱらってるし。軍の仕事、明日は休みでいいのかな?」
ミレイとの大変疲れる会話の後、スザクはルルーシュの着替えを持って、部屋にかえってきた。
当然ながら、ルルーシュはまだ眠っている。
ちゃんと上掛けをかけていったのに、ずれて、華奢な肩先が出てしまっている。
直してやりながら、(ルルは意外と寝相が悪いんだよなあ)と微笑する。
「…かわいいなあ」
起きている顔も、寝顔も、全部かわいい。
食べちゃいたいくらいかわいい、なんて言葉があるが、まさしくその通りだ。
まあ、もうおいしくいただいてしまっているのだが。
スザクは、ルルーシュと自分の着替えをソファの上に並べて置く。ふと、鍵をかけ忘れたことに気付き、あわててドアに向かうと、ドアの隙間から一通の手紙が差し込まれていた。
ミレイからだ。
『今日はいろいろお騒がせして悪かったわね。お詫びといってはなんだけど、
すてきなものを用意したので、帰り際忘れずに受けとってね。中身は、見てからのお楽しみ!』
「…見てからのお楽しみ、っていったい何だろう?」
すてきなもの、と自分で言い切ってしまうあたり、さすがはミレイだ。
いったい、どんなすてきなものなのか…。
とりあえず、くれるというのだから、もらっておこう。
だが、薬の類いだったら、絶対に捨てようと決意する。
ルルーシュは妖精だから、どんな副作用が出るか分からない。
今日のは、軽い睡眠薬だという話だが、明日になったら、ちゃんと軍の病院につれていこう。
「それにしても…目の前に、ルルーシュがいて手を出せないって、結構辛いなあ」
それでなくても、今日は一日一緒にすごす予定だったのが、全てお流れになってしまったのだ。
いろいろと予定を考えてたのに…。
「まあ、ロイドさんの婚約者のいたずらだったんだし、ちょっと余分に休みをくれるように交渉してみようかな」
そして、今度こそ。
二人きりの、のんびりした休日を過ごそう。
「…また、問題がおこらなければいいけどね」
とりえあず、そう祈るしかない。
スザクは、ルルーシュの横に身を滑らせ、愛しい恋人を腕いっぱいに抱きしめて、
眠りについたのだった。
ちなみに、ミレイが用意したすてきなプレゼントの中身は…。
女性ものの下着やらドレスやらで、おこったルルーシュは、全てネットオークションに出品してしまった。
一着くらい残しておけばよかったのに、と思ったのは、もちろんルルーシュには内緒である。
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