黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
ちょっと短め。
エンディングまでもうすぐです!
エンディングまでもうすぐです!
「な…、な…」
そこに立っていたのは、ミレイ・アッシュフォードだった。
つい先日、お使いを頼まれて、ただのお使いだったのに、2時間も話し相手をさせられたから、見間違うはずがない。
つまり、犯人はミレイ、ということか。
では!
「兄さまとめがねは!?」
あの二人もグルだったんだな! もっともらしい顔して、だますなんて最低だ!
ルルーシュがぷりぷりおこっていると、「…ここにいるよ」とシュナイゼルの疲れきった声が聞こえた。
一言いってやらなくては!
そう思って、振り返った先には。
「…な、にその…格好…」
ルルーシュは目を丸くした。
シュナイゼルは、花魁の格好をしていたのだ。
そして、ロイドは、やはり着物姿なのだが、時代劇に出てくる、いわゆる町娘風の格好だった。
二人とも、涙目になっている。
どうやら、グルではなかったらしい…。
「…あんた一人の犯行なんだな?」
ルルーシュが声を低くして訊ねると、ミレイは悪びれた様子もなく、「いいえ」と答えた。
「主犯は私だけど、共犯者がいるわ。とってもかわいい共犯者が二人」
出てらっしゃい、という声に、おずおずと現れたのは、ナナリーとユフィだった。
人間界にいるせいで、ナナリーは半猫状態、ユフィは半チワワ状態になっている。
ちなみに、ナナリーはウィリアム・テル、ユフィは牛若丸の格好をしていた。
二人ともとてもかわいくて、ルルーシュの顔がほころぶ。
「ナナリー! ユフィ!」
かわいい妹たちに、おいでと腕を広げると、二人はぱあっと顔を輝かせて、ぱたぱたと走りよってきた。
「おにいさまっ」
「ルルーシュっ」
人間サイズの時だと、二人いっぺんにこられると辛いものがあるが、今なら二人同時にこられても大丈夫だ。
ナナリーは、ルルーシュと同腹の妹。ユフィは腹違いだ。
二人は、ルルーシュのことがとにかく大好きで、向こうにいる時には、取り合い状態だったのだ。
「どっちがすき!?」とせまられて、答えに困ったものだ。
同時に抱きしめられて、二人もうれしそうにしている。
「おにいさま、だあいすきにゃ!」
「あっ、ずるいわん、ナナリー、私だって!」
ナナリーの方が先に、そして、ユフィの方が少し遅れて、ルルーシュの頬にキスをした。
ユフィは、限りなく、唇に近い場所へ。
いつものことなので、ルルーシュは特別気にしなかったが、その横で、スザクの眉がぴきんとあがる。
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