黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
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2007
スザクは意外とまじめです。
あんなエッチなことできるわけがない、と思った。
…というよりは。
(もしかして、また俺のことからかってる…?)
スザクのことはすきだが、こいつは意外と意地が悪い。
どうせルルーシュにそんなことできるはずないから…と高をくくっているのかもしれない…。
そう思ったのだが。
「遠慮しなくていいよ、ルルーシュ。俺だって男なんだから、悪いことへの制裁は覚悟できてる」
「せ、せいさい?」
あまりの展開の早さに、一瞬、「正妻」の方が浮かんで、正妻は俺なのに…と自分でもわけのわからないことを考えてしまったルルーシュだ。
もちろん、すぐに違う意味だということに気付き、実はスザクが恐ろしく本気なのだということが分かり、逆に焦った。
いきなりお仕置きしろといわれても。
覚悟はできてる、といわれても。
(お仕置きなんて、よくわかんない!)
自慢じゃないが、子供の頃から母を困らせるようなことはしなかったから、お仕置きなんてされた覚えはない。
もちろん、おこられたことがないわけではないが、「お仕置き」というのとは違う。
ぐるぐると考えて、どうしていいか分からなくなったルルーシュは、慌ててベッドから飛び下りた。
「どこいくの、そんな格好で?」
そんな格好とは…つまり裸である。
どこいくも何も…。
「…おしおき、調べる」
間違った知識が転がっているかもしれないが、頼れるのは、インターネットしかない。
スザクにきいても、よく分からないのなら、もう調べるしかないじゃないか。
はっきり、「インターネット」でとはいわなくても、スザクも何をしようとしているのかすぐに分かったのだろう。
あわあわと慌てる身体を捕まえて、言った。
「何も調べなくたって…。ルルーシュがされていやだったことを俺にすればいいんだよ?」
言われて思い返すけれど(だが、それほど「お仕置き」はされていないはずである! ルルーシュは才色兼備で、完璧なのだから!)…。
「そ、それじゃ駄目かも」
ルルーシュは、顔を真っ赤にしてつぶやいた。なぜ、という問いに、素直に答える。
「だって…スザクにされて、すごく嫌だったことって、あんまりないもん…」
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