黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
離れていたのはたった二日間だけのはずなのに、何か月も離れていたような気がしてしまう。
以前は、一人きりの部屋が嫌で、すすんで当直を引き受けていたのに、最近では自分の番さえも出来れば敬遠したいと考えてしまうほどだ。
(…遅くなっちゃったけど、ルルーシュ怒ってるかな…)
夏の旅行のことを夢想していて、昼休みを一時間もオーバーしてしまったから、セシルに大目玉をくらってしまった。
今日は早く帰ろうと決めていたのに、すっかり残業させられてしまった。
一応、遅くなることはメールで連絡しておいたのだが、ルルーシュからの返事はなかった。
うさぎの姿の時には、外に出られないこともあり、ルルーシュはパソコンをいじっていることが多いようだ。
前に買ってあげたゲームはもうプレイし終わってしまったようで、暇をもてあましているのだろう。
(今度、図書館で本を借りてきてあげようかな)
ふと、スザクは思い付く。
そうだ、そうしよう。
ルルーシュは勉強家だから、きっと喜んでくれるだろう。
***
「あれ…鍵しまってない」
スザクは眉をひそめた。
一人の時は危ないから、鍵をしめておくように、とあれほどいっておいたのに。
この地域は、治安も安定はしているものの、いつ何時何が起きるかはわからない。
もう一度ちゃんと注意しておかなくては、と決意しながら、スザクは部屋に足を踏み入れた。
「ただいま、ルルーシュ?」
いつもなら、ぱたぱたと可愛い足音をたてながら走ってきてくれるのに、今日は出迎えがない。
それだけ、怒っている、ということだろうか?
それとも…。
「…どこかに出かけちゃったわけじゃないよね?」
狭い廊下を抜けて、部屋のドアを開ける。
スザクがすんでいる部屋は、1LDKだ。
ドアを開けると、そこはリビングルームだ。
ルルーシュがすむようになってから購入した二人がけのテーブルの上には、焼き魚と野菜の煮ものという純和風なおかずが並べてあった。
野菜の煮ものには、人参が多めに入っていることは言うまでもない。
「ルルーシュ?」
リビングと部屋(寝室もかねたオールマイティな部屋)の仕切りは取っ払っている。
隠れる場所などないから、ルルーシュがどこにいるのか一目瞭然のはず。
なのに。
「ルルーシュ、どこにいるんだい!?」
スザクは軽いパニックに陥った。
トイレと風呂をチェックするが、ルルーシュはいない。
ベッドの中にも、下にもいない。
狭いベランダにもその姿は見えなくて…。
顔面蒼白になり、スザクはとるものもとりあえず、外に出た。
が、外に出たところで…どこを探せばいいんだろう?
スザクは途方にくれた。
以前は、一人きりの部屋が嫌で、すすんで当直を引き受けていたのに、最近では自分の番さえも出来れば敬遠したいと考えてしまうほどだ。
(…遅くなっちゃったけど、ルルーシュ怒ってるかな…)
夏の旅行のことを夢想していて、昼休みを一時間もオーバーしてしまったから、セシルに大目玉をくらってしまった。
今日は早く帰ろうと決めていたのに、すっかり残業させられてしまった。
一応、遅くなることはメールで連絡しておいたのだが、ルルーシュからの返事はなかった。
うさぎの姿の時には、外に出られないこともあり、ルルーシュはパソコンをいじっていることが多いようだ。
前に買ってあげたゲームはもうプレイし終わってしまったようで、暇をもてあましているのだろう。
(今度、図書館で本を借りてきてあげようかな)
ふと、スザクは思い付く。
そうだ、そうしよう。
ルルーシュは勉強家だから、きっと喜んでくれるだろう。
***
「あれ…鍵しまってない」
スザクは眉をひそめた。
一人の時は危ないから、鍵をしめておくように、とあれほどいっておいたのに。
この地域は、治安も安定はしているものの、いつ何時何が起きるかはわからない。
もう一度ちゃんと注意しておかなくては、と決意しながら、スザクは部屋に足を踏み入れた。
「ただいま、ルルーシュ?」
いつもなら、ぱたぱたと可愛い足音をたてながら走ってきてくれるのに、今日は出迎えがない。
それだけ、怒っている、ということだろうか?
それとも…。
「…どこかに出かけちゃったわけじゃないよね?」
狭い廊下を抜けて、部屋のドアを開ける。
スザクがすんでいる部屋は、1LDKだ。
ドアを開けると、そこはリビングルームだ。
ルルーシュがすむようになってから購入した二人がけのテーブルの上には、焼き魚と野菜の煮ものという純和風なおかずが並べてあった。
野菜の煮ものには、人参が多めに入っていることは言うまでもない。
「ルルーシュ?」
リビングと部屋(寝室もかねたオールマイティな部屋)の仕切りは取っ払っている。
隠れる場所などないから、ルルーシュがどこにいるのか一目瞭然のはず。
なのに。
「ルルーシュ、どこにいるんだい!?」
スザクは軽いパニックに陥った。
トイレと風呂をチェックするが、ルルーシュはいない。
ベッドの中にも、下にもいない。
狭いベランダにもその姿は見えなくて…。
顔面蒼白になり、スザクはとるものもとりあえず、外に出た。
が、外に出たところで…どこを探せばいいんだろう?
スザクは途方にくれた。
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