黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
「スザクの裏切り者!」
開口一番の言葉がそれだった。
ルルは綺麗な紫の瞳をきりきりと釣り上げて、僕を睨む。
ど、どうして!?
一体、いつ僕がルルを裏切ったと?
確かに態度が悪かったのは認めるけど…裏切った覚えは…。
っていうか、ルルのさしている「裏切り者」ってどういうこと?
僕は、ルルーシュに何を言いたいのか、聞こうとした。
だけど、すっかり頭に血がのぼってるらしいルルは、聞く耳もたなくて。
さらに、「お前なんか嫌いだ!」と叫ぶと、僕の頬をばしばしと叩いてきた。
い、痛い!
軍学校はそれなりのスパルタ教育だから、多少の体罰は慣れてるけど…いくら何でも痛いよ。
それに、殴られる理由も分からないし。
振り上げた腕を捕まえて、次の動作を遮る。
ルルーシュの手首は驚くほど細かった。
思わず強く握ってしまったから、力を緩めたら、また逃げられて、顔を叩かれた。
そんな僕達の様子を見て、ロイドさんが口を挟む。
「まあまあ、痴話げんかはそのへんで…。僕も胸焼けしちゃうからさあ?」
いつもながら、心のこもっていない声だ。
っていうか、なぜロイドさんがルルーシュを…?
訪ねた僕に、ロイドさんが言った。
「ああ、話せば長いからめんどくさいんだけど…。簡潔に言えば、彼のお兄さんから頼まれて探してたんだよね〜。見つかって手間はぶけちゃったよ」
「…兄さま、って…?」
その言葉に、ルルーシュの動きがとまる。
「…って、どっち?」
「シュナイゼル様だよ〜。そんなしょぼいの捕まえたって意味ないから、契約を破棄してかえっておいで、だって」
そんなしょぼいの…って、まさかと思うけど、僕のこと??
いや、まさかじゃなくて、明らかにそうだろう。
ロイドさんの視線がこちらに。
ひどい、あんまりだ。
そりゃあ、高級じゃないかもしれないけど…。
(…え、契約…破棄?)
その後に続いた言葉に、僕は蒼白になる。
契約破棄って、つまりは…ルルーシュと別れなくちゃいけないってこと!?
そ、そんなの…。
僕が反論する前に、いち早く、ルルーシュが口を開いた。
「嘘つきっ! お前、そう言って、俺とスザクの仲をさこうとしてるんだろう?
シュナイゼル兄さまとスザクとを二股かけるなんて、なんて性悪なんだっ!」
開口一番の言葉がそれだった。
ルルは綺麗な紫の瞳をきりきりと釣り上げて、僕を睨む。
ど、どうして!?
一体、いつ僕がルルを裏切ったと?
確かに態度が悪かったのは認めるけど…裏切った覚えは…。
っていうか、ルルのさしている「裏切り者」ってどういうこと?
僕は、ルルーシュに何を言いたいのか、聞こうとした。
だけど、すっかり頭に血がのぼってるらしいルルは、聞く耳もたなくて。
さらに、「お前なんか嫌いだ!」と叫ぶと、僕の頬をばしばしと叩いてきた。
い、痛い!
軍学校はそれなりのスパルタ教育だから、多少の体罰は慣れてるけど…いくら何でも痛いよ。
それに、殴られる理由も分からないし。
振り上げた腕を捕まえて、次の動作を遮る。
ルルーシュの手首は驚くほど細かった。
思わず強く握ってしまったから、力を緩めたら、また逃げられて、顔を叩かれた。
そんな僕達の様子を見て、ロイドさんが口を挟む。
「まあまあ、痴話げんかはそのへんで…。僕も胸焼けしちゃうからさあ?」
いつもながら、心のこもっていない声だ。
っていうか、なぜロイドさんがルルーシュを…?
訪ねた僕に、ロイドさんが言った。
「ああ、話せば長いからめんどくさいんだけど…。簡潔に言えば、彼のお兄さんから頼まれて探してたんだよね〜。見つかって手間はぶけちゃったよ」
「…兄さま、って…?」
その言葉に、ルルーシュの動きがとまる。
「…って、どっち?」
「シュナイゼル様だよ〜。そんなしょぼいの捕まえたって意味ないから、契約を破棄してかえっておいで、だって」
そんなしょぼいの…って、まさかと思うけど、僕のこと??
いや、まさかじゃなくて、明らかにそうだろう。
ロイドさんの視線がこちらに。
ひどい、あんまりだ。
そりゃあ、高級じゃないかもしれないけど…。
(…え、契約…破棄?)
その後に続いた言葉に、僕は蒼白になる。
契約破棄って、つまりは…ルルーシュと別れなくちゃいけないってこと!?
そ、そんなの…。
僕が反論する前に、いち早く、ルルーシュが口を開いた。
「嘘つきっ! お前、そう言って、俺とスザクの仲をさこうとしてるんだろう?
シュナイゼル兄さまとスザクとを二股かけるなんて、なんて性悪なんだっ!」
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