黒うさぎルルたんの日記
黒うさぎ・ルルーシュの生活記録です。
時々小説形式もあったりします。
禁・無断転載/引用。禁・サ○ライズでお願いします。
コメント頂けるとすごくうれしいです♪
2007
「あっ…あぁっ…スザクぅ…」
軋むベッド。
艶やかな吐息とあえぎ声。
「ルルーシュ…」
スザクはルルーシュの名前を呼び、そして口付けた。
少し苦しそうな、鼻に掛った声がルルーシュから漏れる。
舌を絡め、息をし、なんとか窒息は間逃れた。
スザクが教えた舌の絡め方、スザクが教えた息継ぎの仕方…
他の誰に教わったものでは無い、スザクのみに教わった抱かれ方をルルーシュはする。
スザクとしか交わった事が無いルルーシュにはそれは当然の事なのだが、
それでも自分の色に染まっているルルーシュを見るのはスザクにとって気分が悪いものでは無かった。
スザクはルルーシュから口を離す。
そしてルルーシュの目を見つめてから優しく微笑んだ。
「スザク?」
とろけた瞳でルルーシュが見つめ返せば、スザクは可愛いと囁いて再度口付ける。
「ぁんっ…んぐっ…んっ……」
長いキスが終わり、快感に潤んだ目を開いてスザクに向けるルルーシュ。
優しいスザクの瞳と視線が交わる。
「どうかしたの?」
キスと愛撫のみで熱ったルルーシュは、呆けた表情でスザクを見上げていた。
「あのね…あの…名前を、呼んで…」
「いつも呼んでるよ?」
スザクは改めてそう言われ、不思議そうにルルーシュを見つめた。
すると、ルルーシュは首を勢い良く左右に振る。
「違うっ!あの…気持ち良くて…躰と魂が離れちゃいそうになるから…魂が何処
かに行かない様に呼んで欲しい……」
顔を真っ赤にしながらそうルルーシュは訴える。
そんな姿がスザクにはとても可愛らしく感じられ、思わずルルーシュを抱き締めた。
「うんっ!ずっと、いつまででも呼ぶよ!!」
いつまででも発言が嬉しくて…
ずっと一緒に居ようと言われているみたいで…
ルルーシュは心が暖かくなるのを感じ、幸せだと思うのだった。
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